第1327話 EA-18G GROWLER製作開始


次に製作するのはハセガワから発売されたばかりの”EA-18G GROWLER”にします。


EA-18G Growlerは米海軍の主力戦闘機”Boeing F/A-18F Super Hornet”をベースに電子戦機に改良した機種です。
電子戦機として現在まで運用している”Grumman EA-6B Prowler”の老朽化に伴う代替機として開発されたものです。


キットを購入した時に気がついたのは、価格が少しばかり安くなったことです。
メーカー希望価格を比較すると基本キットとなった”F/A-18F SUPER HORNET ‘BLACK KNIGHTS 2010’”が2730円であったものが今回発売された”EA-18G GROWLER”は2310円になっています。
両キットとも同じオフセット印刷によるデカールを使用しており、今回更に電子戦機にするためのパーツが追加されても価格が下がっています。
下の写真は電子戦機にするため新たに追加されたパーツです。


国内プラモメーカーはある時期から新規開発キットだけでなく、既販売キットも徐々に価格を上げるようになり、キットの中身と価格が釣り合わなくしてしまったと私は感じていました。
また、中国、韓国製キットの品質向上にも危機感を持った反省(?)かも知れませんが価格を下げる傾向は大変良いことと思います。


さて、キットの組立は組立説明書に従い機首側面パーツの改修から始めました。
改修前の状態を着色してあります。


改修後です。


この改修部分の実機写真は、前回「米海軍航空100周年」機を製作したときの記事で紹介しています。
(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事を見ることができます。)