第1593話 ‘GAUNTLETS’ PROWLER製作1


セガワ製“EA-6B PROWLER ‘COLOURFUL CAG’”の製作を開始しました。


米海軍の戦術電子戦艦載機である(あった)‘Grumman EA-6B Prowler’は電子装備の変更が良く行われていたらしく、機体形状も少しずつ変化がありました。
今回製作する機体は2006年4月当時の厚木基地に駐留していた第136戦術電子戦飛行隊“ガントレッツ”のCAGになりますが、キット付属の説明書にはその改修箇所が示されていません。
確かにキット付属の標準組立説明書と“EA-6B PROWLER ‘COLOURFUL CAG’”用の塗装指示図では胴体下面の形状が違って描かれていますが、注意書きがないため気がつかないで製作される可能性があります。
胴体下面着艦フック取付部の前にある突起がなくなっているため、組立て前にカットします。


突起部分を切り取ると穴が開いてしまいます。


この穴を埋める必要があるため胴体内部にプラバンの端切れで支え板を取付けました。


次にコックピット内部の組立を開始し、内部塗装を行いました。
使用した塗料は説明書の指示に従いエアクラフトグレー(Mr.COLOR #73)を使用しました。


操縦席の左右にあるスイッチ類は適当に着色し操縦席も取付けました。
操縦席にはマスキングテープを細く切って着色したシートベルトも取付けました。


計器板部分はデカールが用意されており、これを貼り付けて胴体内部に組み込みました。


左右胴体パーツを接着しました。


胴体下面の突起をカットした部分には穴が残ったままです。


穴を埋めるためプラバンをカットした物を組み込みました。


穴を完全に埋め、左右胴体の結合部等にできた段差を修正するためパテ盛りしました。


胴体上面の結合部分にもパテ盛りしています。