作品371 Boeing EA-18G Growler


Boeing EA-18G Growler
米海軍   ハセガワ   1/72
Grumman EA-6B Prowlerの後継機とした開発された電子戦機で、米海軍航空隊の主力戦闘攻撃機F/A-19F Super Hornetをベースに開発された。
2012年3月より’VAQ-136 Gauntlets’に替わり厚木基地に配属された‘VAQ-141 Shadowhawks’のCAG機。



第1495話 EA-18G SHADOWHAWKS 完成  
セガワ製「EA-18G GROWLER ‘VAQ-141 SHADOWHAWKS’ 」のキットをベースに、今年3月から厚木基地にも飛来するようになった‘VAQ-141 SHADOWHAWKS’ のCAG機に改造した機体が完成しました。


流用したキットは大西洋艦隊に所属する空母‘USS GEOGE H.W.BUSH’ (CVW-8)に配属されていた当時の戦術電子戦飛行隊‘VAQ-141 SHADOWHAWKS’の航空団指令機(CAG機)で、テールレターが‘AJ’ となっているものです。
この‘VAQ-141 SHADOWHAWKS’は今年3月から太平洋艦隊に所属する空母‘GEORGE WASHINGTON’ (CVW-5)に転属し、テールレターが‘NF’に変わり、厚木基地にも飛来するようになりました。
それまで空母‘GEORGE WASHINGTON’ に配属されていた戦術電子戦飛行隊‘VAQ-136 Gauntlets’の‘Grumman EA-6B Prowler’が老朽化に伴い退役し、最新の‘Boeing EA-18G Growler’ を使用した飛行隊‘VAQ-141 SHADOWHAWKS’ に交代した形になります。

‘VAQ-136 Gauntlets’の‘Grumman EA-6B Prowler’は2008年12月14日の記事で紹介しています。
(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)


‘Boeing EA-18G Growler’は‘Grumman EA-6B Prowler’の後継機で、敵の防空監視レーダー網や対空ミサイル追尾システムへのスタンドオフ電子妨害、護衛電子妨害、自己防御電子妨害などを行う電子戦専用機として‘Boeing F/A-18F Super Hornet’をベースに開発されたものです。


今回製作した機体は今年4月28日に厚木基地で開催された「2012 Spring Festival 日米親善春祭り」で撮した実機を参考にして製作しました。
垂直尾翼に描かれたホークの図柄やテールレター‘NF’はマスキング方式で描き、コックピット両側面に描かれた氏名などはデカールを自作して実現しました。
この時の展示状態にするため主翼のフラップやエルロンを下げた状態に改造し、電子妨害ポッド先端の発電機用プロペラには自作したカバーを取付けました。
「2012 Spring Festival 日米親善春祭り」で撮した機体は本年4月29日の記事で紹介しています。
(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)


キットに付属したデカールは‘USS GEOGE H.W.BUSH’ (CVW-8)に配属されていた当時のものですがカルトグラフ製のもので発色も強度も良質でした。