作品436 Boeing F/A-18F Super Hornet


Boeing F/A-18F Super Hornet
米海軍   ハセガワ   1/72
F-18D Hornetの戦闘能力を強化し航続距離をアップさせた最新の機種。空母キティーホーク搭載機で部隊設立50周年記念塗装した機体。




第2196話 F/A-18F完成   
セガワ製「F/A-18F SUPER HORNET ‘VFA-102 HISTORY’」キットのVFA-102 "DIAMONDBACKS" 部隊設立50周年記念塗装機が完成しました。

完成した機体は厚木基地に駐留する第102戦闘攻撃飛行隊(ダイヤモンドバックス)が創設50周年を迎えた2005年に50周年記念塗装を施した機体で、部隊の飛行隊長機(CO機)になります。
使用した機体は‘Boeing F/A-18F Super Hornet’ で、改良型‘Boeing F/A-18F Super Hornet Block II’ への改修が行われる前の機体になります。


この飛行隊は1955年6月1日に創設され、当初は第102戦闘飛行隊‘VF-102 Daimondbacks’ と呼ばれていました。当時使用していた機体は‘F2H-4’ で、以降‘F-4’ 、‘F-14’ と時代の流れと共に使用する‘戦闘機’ が更新されていきました。
2004年2月から‘戦闘攻撃’ 能力を合わせ持った‘F/A-18F’ を受領し、部隊名も第102戦闘攻撃飛行隊‘VFA-102’ と変わりました。
‘F/A-18F’ を受領した2004年2月から横須賀基地を母港とする空母‘CV-63 Kitty Hawk’ の第5空母航空団に所属しており、2008年8月に空母‘CV-63 Kitty Hawk’ が退役し、新たに原子力空母‘CVN-73 George Washington’ に変わりましたが、同じ第5空母航空団のままで、空母が横須賀基地に帰還しているときは厚木基地をホームベースとして活動していました。
現在、‘CVN-73 George Washington’ は横須賀基地を離れ、新たな空母‘CVW-76 Ronald Reagan’ に交代する予定になっており、この秋には新たな空母が来日することになりますが、第5空母航空団と所属飛行隊が変わるか私には判りません。


今回製作したキットは2011年に購入した2機セットのキットで、今回製作したのは残っていた1機を完成させたものです。最初の1機は2001年5月29日記事で紹介しています。
(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)

今回製作した機体は、空母内で駐機中の状態に改造してあり、主翼を折りたたみフラップやスラッツを下げた状態にし、タラップも自作して取り付けました。
キットとしての評価はパーツの成型、合いとも良好で組立やすいと思います、デカールは発色が良いものの材質が硬く、割れやすい問題がありました。













以前製作した同じ機体で、改造を行わず装備をフルに搭載した機体と並べてみました。
同じハセガワ製ですが、デカールの赤が若干異なっています。