第2069話 鎌倉の紅葉 その3〜獅子舞


昨日、家内と鎌倉の紅葉の名所、獅子舞(紅葉谷)に行ってきました。


今年は鎌倉市内の紅葉が台風等の影響が少なかったためか、紅葉が美しい季節を迎えることができました。
このブログでも、鎌倉三十三観音巡りで訪れた寿福寺、海蔵時などの寺院や源氏山公園の紅葉を11月23日の記事で紹介しました。
また、鎌倉の紅葉 第2弾として扇湖山荘という昭和初期の富豪により、鎌倉山に作られた邸宅の広大な庭園の紅葉を11月29日の記事で紹介しました。
(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)

鎌倉の紅葉 第3弾として寺院でも庭園でもない自然のままの紅葉を紹介します。


今回訪れた獅子舞は鎌倉の紅葉狩りの隠れスポットで、建長寺から瑞泉寺近くまで続く天園ハイキングコースの最高地点にある天園茶屋付近からハイキングコースと別れ、細い道を麓まで降りる途中にあります。
この時期、銀杏の黄色い葉が絨毯の様に足元に広がり、頭上を赤や緑の紅葉が広がっていることから別名紅葉谷と呼ばれています。
今回は、家内が市役所に行くついでに訪れることにしたため、車で鎌倉宮永福寺跡の横を通って、二階堂の住宅地奥まで行き、ここで車を止めて獅子舞に上るコースで訪れました。

住宅地を抜けると一挙に緑あふれる渓谷になり、道の脇を流れる清流が美しく、心を癒してくれます。


昨日は紅葉狩りの団体ツアー客や派手な衣装の山ガール達が獅子舞から降りてくる人が多く、ぬかるんだ道を譲り合いながら私たちは獅子舞に登っていきました。
30分ほど上ると紅葉の赤い葉が増えてきました。


銀杏は葉をすべて落とし、獅子舞の主役を紅葉に譲っていました。

  
小さな紅葉の葉が色合いを競っていました。


天園茶屋に向かう道は厳しい登り坂になるため、獅子舞から戻ることにしました。


来た道を戻る途中、渓谷にさす日差しが緑のコントラストを美しく演出していました。