第1972話 ハセガワ製F-35A製作開始


次に製作するのはハセガワ製‘F-35A LIGHTNING II’にします。


このキットは消費税が8%に上がる直前の3月31日に購入したものですが、その一ヶ月前にアカデミー製‘USAF F-35A LIGHTNING II’ を製作したばかりだったため、製作を遅らせていました。
下の写真はアカデミー製‘USAF F-35A LIGHTNING II’ のもので、完成記事は2月22日の記事で紹介しています。
(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)


セガワ製キットのパーツ構成写真やその印象については、購入後の4月1日の記事で紹介しています。


このキットというよりF-35の製作で一番苦労するのは、機体表面に施された複雑な形状のパネルとその塗装をいかに表現するかということに尽きると思います。
アカデミー製‘USAF F-35A LIGHTNING II’ の製作では、付属デカールの部隊記号などに用いられた色との関連から機体塗装色の色あわせで苦労しました。
セガワ製キットについては複雑な形状のパネル塗装がデカールで実現されているのですが、これと同色の部分がフラッペロンやラダーなど機体の主要な部分にもあり、この部分についてはデカールが用意されてなく、塗装で表現することになっています。
デカールで表現されたパネル部分の色とそれ以外の色をいかに合わせるか、またデカールの色自体が実機と違っていたらどのようにするかが課題となります。
下の写真はキット指定クレオス製の塗料で機体の塗料を試し塗りしたものです。
右側がフラッペロンやラダーなどに指定された塗料(Mr.COLOR #306)で、左がそれ以外の機体主要部分に塗る塗料(Mr.COLOR #13)です。


フラッペロンやラダーなどの塗料とデカールの色を比べるため、パーツが入っていた透明袋にデカールを入れ、透明袋の上に塗った塗料と色あわせを行いました。
若干色の印象が違っているため、塗料を配合したものにする必要があり、色合わせに苦労しそうです。


アカデミー製‘USAF F-35A LIGHTNING II’ で使用した塗料と比較してみました。
アカデミー製の塗料はデカールの部隊マークなどがグレーであったため、複雑なパネル部分の塗料を少し暗くしました。


機体を仮組しました。
空気取り入れ口を仮組した状態です。


空気取り入れ口を胴体下面に仮組込みした状態です。


胴体上面パーツと垂直尾翼を仮組し、この状態までに使用したパーツはわずか11個です。(簡単組み立てがこのキットのコンセプトとのこと)
アカデミー製‘USAF F-35A LIGHTNING II’と並べてみました。


アカデミー製は胴体下面にウエポンベイ内部が再現されています。


なぜか水平尾翼の膨らみが違っています。
どちらが正しいか現時点で私には判りません。