作品377 Dassoult Mirage 2000-5F


Dassoult Mirage 2000-5F
フランス空軍   ドイツレベル   1/72
フランス・ダッソー社が得意とする無尾翼デルタ翼戦闘機でフライバイワイヤーやブレンディドウィングボディなどの新しい技術を採用した機種。
NATO Tiger meet 2004’ に参加したフランス空軍第330-EC評価飛行隊所属機。



第1560話 フランス空軍 MIRAGE 2000完成
ドイツレベル製「TIGER MEET Gift Set」に含まれていたフランス空軍の‘MIRAGE 2000’ が完成しました。


今回完成した派手な機体は2004年8月30日から9月6日までドイツのSchleswig-Jagel基地で開催された‘NATO Tiger meet 2004’ に参加したフランス空軍第330-EC評価飛行隊の‘Dassoult Mirage 2000-5F’ です。

‘Dassoult Mirage 2000-5F’ は1983年に実戦配備された‘Dassoult Mirage 2000C’ の戦闘能力を大幅に向上させたマルチロール機で、レーダーやミサイルの運用能力が向上されています。
同じく無尾翼デルタ翼機で双発の最新型‘Dassoult Rafale C’ に転換されるまでフランス空軍の主力戦闘機として活躍していました。
‘Dassoult Rafale C’ は2010年6月18日の記事で紹介しています。
(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)


今回製作したキットはイタレリ製のものが使われており、デカールがドイツレベル製のものになっていました。
イタレリのキットは大変古い物であり、機首部分を中心に修正が必要で主翼後部胴体付け根部分のチャフ・フレアーディスペンサー等は自作して改造しました。
主翼下の増槽と空対空ミサイルはホビーボス社製‘Dassoult Rafale B’ キットの物を流用し、増槽の後部フィンは自作した物を取付けました。
デカールは特徴的なトラ柄部分が7分割されており、貼る順番が明記されていました。
このトラ柄のデカールを貼ったところ、分割された結合部分(デカールのヘリ部分)に印刷色のズレによる赤や白いラインが若干残りました。このラインを消すために同じ色の塗料を作りタッチアップして修正しましたが、この色合わせに少々苦労しました。
デカールはトラ柄部分の問題を除いて発色・強度とも満足出来る品質と思います。