作品334 Dassault Mirage 2000-5E

Dassault Marage 2000-5E
台湾空軍   タミヤ(改造)   1/72
ダッソー社が得意とする無尾翼デルタ翼採用の戦闘機でフライバイワイヤーやブレンディドウィングボディなどの新しい技術を採用した多目的戦闘機。
2000-5Eは次世代型と呼ばれ、レーダーの性能向上や装備の運用能力を大幅に改良を行なった機種。



第1169話 台湾空軍Mirage 2000完成
台湾空軍の“Dassault Mirage 2000-5E”が完成しました。


前日の記事をアップしたあとで後方監視センサーの形が実機と異なる事に気がつき修正しました。

  

オリジナルのタミヤ製“Dassault Mirage 2000C”をベースに、実機写真を参考にして気がつく範囲で改造しましたが他にも違いがあるかもしれません。

機体番号や筆記体で描かれた「Mirage 2000-5」等の文字を表現するのに苦労しました。
過去に製作したデカールの残りの中からそれらしいものを探し、色々組み合わせて実現しました。

  
台湾空軍は米国からF-5戦闘機やF-16A,F-16B戦闘機やE-2Cといった機体を導入していますがフランスからも今回製作したMirage 2000戦闘機を導入するなど装備の多国籍化が行なわれています。
その理由の一つに中国との軍事バランスという条件の下、米国議会の輸出承認を得ることが難しく、最新の戦闘機を導入するのに時間がかかるためと思われます。
中国は既にロシアからSu-30戦闘機や国産のJ-10戦闘機を導入しており、更に国産ステルス戦闘機の開発を進めるなど、既に軍事バランスは大きく中国に傾いている状況になっていると個人的には思っています。
これに対して台湾は初の国産戦闘機“F-CK-1 経国号戦闘機” を開発・導入しており、更にMirage 2000 戦闘機の後継機として同じフランス製のRafale 戦闘機の導入も検討されているようです。