第210話 絵画鑑賞


昨日は色々用事があって会社を休みました。
二時頃までにメインの用事を済ませてから家内と一緒に上野の東京都美術館に行くことにしていました。
今回は珍しく電車で行くことにしていたため、昼食時に暑かったこともありビールを一杯飲んでから東海道線に乗り込み東京駅まで向かいました。
ところが電車の中で二人とも眠ってしまい東京駅で他の乗客に起こされました。周りを見ると既に乗客は他に誰も乗っておらず、車庫に向かうとのアナウンスが流れており、少し恥ずかしい気分で急いで降りました。


東京都美術館に行った目的は、家内の高校時代の友人で茅ヶ崎市に住んでいる画家が所属している「一水会」の展覧会があったためです。
この友人は、一水会会員で日展会友の鍵主恭夫さんといい、日展一水会展、個展があるたびに招待状を頂いています。
私も絵画を見るのが好きであるため、都度夫婦で出かけています。
鍵主さんは日展で特選を貰った事もあり入選も何度か受賞しており、今回の一水会展でも会員佳作賞を受賞していました。


展覧会には、多くの作家の作品が展示されており、風景画、静物画、人物画、抽象画等の作品をゆっくり鑑賞してきました。
毎回この展覧会に来ていると画家と画風を覚えてしまい絵を見るだけで画家の名前がある程度判るようになりました。


仕事と日常の生活を離れてゆっくり絵画を見ていると心が豊かになった気分になれます。