第2056話 芸術の秋堪能?


昨日、家内と六本木の国立新美術館で開催中の「日展」に行ってきました。
この時期に開催される「日展」には、家内の友人が洋画部門で毎回入選していることもあり毎年出かけています。


昨年、書の篆刻(てんこく)部門の審査で不正があったことをマスコミが取り上げ、「日展」の信用に傷がつきましたが、やはり実際の作品を目にするとすばらしいと思えるものがたくさんありました。
今年は家内の友人だけでなく、親戚関係で洋画部門、彫刻部門、書の部門で入選者が出たこともあり、洋画部門、日本画部門だけでなく彫刻部門と書の部門も駆け足で見てきました。
展示された作品を紹介することはできませんが、すばらしいものばかりでした。

彫刻部門では裸婦像ばかりで家内はつまらないと言っていましたが、私は作品鑑賞している金髪の若い外人さんのスタイルの方に目を奪われていました。

書の部門では、私には何が書かれているのか判らないものばかりでしたが、このような文字を書くことができたら年賀状も素敵になるだろうと思いました。


私は新美術館館内の光と影の美しさにいつも心を打たれます。

 
日展」の帰りに通った六本木交差点近くのビルの前に立つ「二宮金次郎」の銅像を見て、家内に「この方が親しみを感じるだろう?」と声をかけると家内は、にっこりうなずいていました。
薪を背負い、読書をする「二宮金次郎」の銅像は最近の小学校では見かけなくなりましたが、今の街なかではバッグを背負い、歩きスマホをする若者が交通上の問題となっています。


私は地下鉄を出たJR恵比寿駅前に立つ「えびす様」のにやけた顔が印象に残りました。


恵比寿駅構内でトイレに行くと入り口の案内に驚きました。
男子トイレの入り口にビアージョッキの絵が描かれています。


ビールとトイレは関係が深いから気の利いた絵だと思いましたが、よく考えるとエビスビール発祥地という関係でビアジョッキが描かれているのでないかと気がつきました。
用を済ませて近くで待たせていた家内のところに戻り、ビアジョッキの話をすると家内から「エビスビールトイレの旅て何?」との質問がありました。
家内が見ていた駅構内のコンビニの入り口に貼られたポスターを良く見ると「エビスビールトレインの旅」と書かれていました。


なんともおかしな勘違いでした。