第760話 紅葉とクリスマス・イルミネーション


昨日 家内と例年の「日展」鑑賞を目的に出かけました。
湘南新宿ラインを利用して渋谷駅で下車し、昼食をとってから地下鉄で乃木坂駅に向かう予定でしたが、天気も良かったこともあり昼食後新宿御苑に向かうことにしました。
予定を変更した理由は昨年も「日展」鑑賞後新宿御苑に寄ったのですが、閉園時間が迫っていたため入園できなかったため、今年は先に行くことにしました。
渋谷から地下鉄副都心線新宿三丁目に向かうことにしました。
駅構内で私たちの前を歩く人が気になり、家内に「オカマかな?」と聞きましたがよく判りません。
白いブラウスにローズピンクの超ミニスカート姿のその人は、肩幅が広く蟹股で股を開いて歩く姿が異様に感じました。何とか顔を見てみたいと思いましたが人混みで見失ってしまいました。


新宿三丁目で下車し、新宿御苑の新宿門から入園料200円を払って苑内に入りました。

  
苑内は小春日和に誘われ、紅葉狩を楽しむ人達でにぎわっていました。


    
この時期は花を楽しむ頃ではありませんが、アメリデイゴの花が鮮やかに咲いていました。

  
苑内のカエデは真っ赤に色づいていましたが、「モミジ山」にある多くのモミジは青々しており、少々ガッカリしました。
それでもカエデの周りには多くのカメラマンが写真を撮っていました。



  
カエデとイチョウが秋色を競っていました。

  
プラタナスの並木の下では子供達が落ち葉で遊んでいます。
そんな落ち葉を見て家内は「この落ち葉で焼き芋を焼きたいね!」と一言。

  
新宿副都心のすぐ近くにある新宿御苑は都心のオアシスといったところでしょうか。

  
新宿御苑を満喫してから「日展」会場に向かいました。

地下鉄新宿御苑駅から国会議事堂駅経由で乃木坂駅に向かう車内で、向い側に座った女性?の顔を見て、再び家内に「オカマか?」と聞いてしまいました。
ここでも家内は首をかしげるばかりでしたが、その女性?の衣装が渋谷駅で見た女性?とおなじことに気がつきました。家内に「先ほどの女性?」と聞くと「そうみたい」という返事。
同じ人に偶然二度会い、こんどはしっかり顔を見ることができました。顔の論評は省略します。


地下鉄乃木坂駅で下車し、国立新美術館に入りました。
いつ来てもこの建物の内部は光と影が大変美しいと感心します。

  
会場に4時過ぎに入ったためか意外と来場者が少なく感じました。

  
今年も家内の高校時代の同級生である鍵主泰夫さんの作品が入選作として展示されていました。
洋画部門を鑑賞し日本画部門に向かいましたが新宿御苑の疲れか、落ち着いて鑑賞できませんでした。
工芸部門を少しだけ鑑賞して美術館を出た時には日が落ちていました。
国立新美術館近くの東京ミッドタウンに寄ることにしました。


東京ミッドタウンでは青色LEDを大量に使用したクリスマス・イルミネーションが点灯されており多くの人たちが訪れていました。
平面的ですが、青と白のLEDによる動きのあるイルミネーションは一見する価値があると思いました。



  
東京ミッドタウンから見た東京タワーも輝いていました。

  
東京ミッドタウンから六本木駅に向かう途中、家内に「このあたりは華やか過ぎて疲れる。田舎の人が東京に出てきて疲れるという気持ちがよくわかる。」と言うと家内もうなずいていました。