第1424話 F4U-7 Corsair組立2


イタレリ製「F4U-7 Corsair」の組立は主翼のフラップを下げる作業を始めました。


太平洋戦争当時の航空機の主翼断面は、揚力を得るため厚みのある構造になっています。
キットの主翼も厚みがあるのですが、樹脂成形の厚みは薄いために主翼内部が空洞になっています。この状態でフラップを切離すと主翼断面も変わってしまいます。
主翼後縁のフラップに相当する部分の空洞を解消するため、パテ盛りしました。
パテの表面が少し固まった状態で一方の主翼パーツを押しつけて空洞の形にパテを合わせています。


主翼断面内部に入れられたパテの状態です。


フラップを切離し、フラップの成型を行いましたが、パテと接着剤の影響から樹脂が柔らかくなってしまい大変困りました。何とか成型した状態です。


主翼のフラップを受ける側も内部を削りこんでフラップが入り込むようにしてあります。


フラップを下げた状態で仮組みしてフラップと主翼の合いを確認しているところです。



今晩から鎌倉市社会福祉協議会主催の復興支援ボランティアに参加し宮城県亘理郡山元町に行って来ます。
実質1.5日のボランティアですが震災後1周年を迎える現地の手助けができればと思っています。
昨年6月にも震災後100日を迎えた日に同じ地域にボランティアに行き、6月20日の記事で現地の状況を紹介しました。
(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)