作品311 Grumman F-14B Tomcat


Grumman F-14B Tomcat
米海軍  ハセガワ  1/72
F-14Bは映画「トップガン」で有名になった可変翼艦上戦闘機F-14Aの発展型。F-14Bは初期のF-14Aに採用されていたエンジンがパワー不足と圧縮機が失速するという欠点があり、この問題を解決するためF-110-GE-400というものに換装したもので、エンジン排気口の形状がF-14Aと異なっている。



第933話 F-14B Jolly Rogers完成
F-14B Jolly Rogersが完成しました。
GRUMMAN F-14A TOMCATは映画「TOPGUN」で有名になった可変後退翼艦上戦闘機で高速性能と運動性能を両立した戦闘機です。
ところがF-14Aのエンジンは、同じく可変翼戦闘機F-111(2007年3月2日の記事で紹介)と同じエンジンを採用しており、F-14の機体に対してパワー不足であった事とエアーインテーク周辺で起きた空気の流れの変化によりコンプレッサーストールという障害が発生するという問題を抱えていました。
このエンジンをより強力なF-110-GE-400に換装したものがF-14Bで、当初F-14A Plusとも呼ばれていたようです。
F-14は艦隊防空戦闘用として開発されており、射程100Kmを越える長距離空対空ミサイルAIM-54 Phoenixを装備できる唯一の機種です。
PhoenixミサイルとともにF-14も大変高額な機種であることから全て退役し、F/A-18にその任務を引き継いでいます。
今回製作した機体は、米海軍第103戦闘飛行隊“Jolly Rogers”の2002年5月当時の飛行隊長機(CO機)です。
103戦闘飛行隊“Jolly Rogers”は垂直尾翼に描かれたドクロマークで有名な部隊です。