作品416 Grumman F-14A Tomcat


Grumman F-14A Tomcat
米海軍   アカデミー   1/72
映画「トップガン」で有名になった可変翼艦上戦闘機
空母カールビンソンに搭載された第51戦闘飛行隊“Screaming Eagles”所属機


第1991話 アカデミー製F-14A完成 
このところ野暮用が多く、アカデミー製F-14Aを製作する時間がとれずに停滞していましたがやっと完成しました。


最後に残っていた空対空ミサイルが完成しました。


GRUMMAN F-14A TOMCATは映画「TOPGUN」で有名になった可変後退翼戦闘機で高速性能と運動性能を両立した戦闘機です。
F-14は艦隊防空戦闘用として開発されており、射程100Kmを越える長距離空対空ミサイルAIM-54 Phoenixを装備できる唯一の機種です。PhoenixミサイルとともにF-14も大変高額な機種であることから全て退役して、F/A-18にその任務を引き継いでいます。
F-14Aのエンジンは、同じく可変翼戦闘機F-111(2007年3月2日の記事で紹介)と同じエンジンを採用しており、F-14の機体に対してパワー不足であった事とエアーインテーク周辺で起きた空気の流れの変化によりコンプレッサーストールという障害が発生するという問題を抱えており、より強力なエンジンF-110-GE-400に換装したものがF-14Bで、当初F-14A Plusとも呼ばれていたようです。
今回製作した機体は、米空母“Carl Vinson” に搭載され、第15空母航空団(CVW-15)に所属していた第51戦闘飛行隊(VF-51)“Screaming Eagles”のCAG機になります。
第51戦闘飛行隊(VF-51)はF-14の退役とともに1995年3月に部隊が解消しました。


アカデミー製のキットの感想は、価格も安く品質も良好な部類に入ると思います。
主翼可変後退翼と連動したグローブベーンは少々やりすぎな感じですが、それなりに楽しめました。
デカールの発色は良好ですが密着性と強度には若干不安がありました。


今回、艦載機特有の機体の汚れを表現しましたが、まだまだ技量不足を痛感しました。