作品293 Gurumman F-14D Tomcat


Gurumman F-14D Tomcat
米海軍  ハセガワ  1/72
F-14は映画「トップガン」で有名になった可変翼艦上戦闘機
F-14Dは最初の量産タイプF-14Aのエンジンを換装し、レーダーも更新した改良型。



第761話 F-14D VF-2完成
アメリカ海軍第2戦闘飛行隊(VF-2) “Bounty hunters” の飛行隊長機が完成しました。
“Bounty Hanters” は空母 “Constellation” に搭載された部隊で、2001年のアフガニスタン戦争や2003年のイラク戦争にも参戦したそうです。
今回製作した機体は、この部隊が機種転換前の最後の航海に出る2003年6月の物で、2003年7月にはF/A-18Fに機種を転換しました。
  
F-14Dは映画「トップガン」で活躍していた可変後退翼戦闘機F-14Aの改良型です。
F-14Aは「トップガン」の中でも描かれていたエアーインテーク付近で発生した乱気流でエンジンが停止するという欠陥を持っており、このエンジンをF110-GE-400というエンジンに換装し、レーダーも改良した物にしたものがF-14Dです。
F-14は機体が大変高額であるばかりか、最大の特徴である長距離空対空ミサイル“AIM-54 Phoenix”も高額であったため、国防予算の削減(事業仕分けでなく)で、より安価なF/A-18に全て更新されました。


今回製作した機体は「nanashi」さんから頂いたコメントにより、主翼を引き込んだ状態にしました。
主翼を引き込んだときに生じる胴体側主翼付け根と主翼の隙間は気にならない程度に仕上がりました。
装備としては対地攻撃能力を高める為に右主翼下のパイロンにAN/AAQ-14 Targeting Podを取付け、レーザー誘導爆弾を運用できるものにしました。