作品437 Kawasaki Type 95 Fighter


川崎航空機 九五式戦闘機二型
大日本帝国陸軍航空隊  ハセガワ(ICM)  1/72
試作名キ−10と呼ばれ、九二式戦闘機の後継機として開発された陸軍最後の複葉戦闘機。競合した中島飛行機製の試作機に比べ運動性能と上昇力に優れていたことから採用され、日中戦争初期に活躍した。


第2239話 九五式戦闘機完成
支那事変で活躍した九五式戦闘機が完成しました。
セガワから「九五式戦闘機 & 九七式戦闘機´中国大陸′」としてセット販売されているキットで、九五式戦闘機はウクライナのICM社製、デカールはハセガワ製のものが使われています。
  
今回製作した機体は、1938年北支で活躍した飛行第2大隊第2中隊所属機です。


主翼と胴体に前もってあけておいた張り線用の穴に直径0.3mmの真鍮棒で作った張り線をはめ込み、取り付け穴に瞬間接着剤を流し込み取り付けました。
アンテナ線はランナーを熱して糸状に引き延ばしたものを取り付けました。


このキットの感想は、マアマアな出来といったところではないでしょうか。
パーツの接合面がざらついている事や位置決めするための凹凸が浅いため、そのままではしっかり固定しにくいと思います。上下主翼を支えるN型支柱の取付け部の成形が悪くパテ成形が必要です。また支柱の板厚が薄いため何度か折れてしまい、復旧に苦労しました。