第2150話 F-86F製作4


フジミ製‘F-86F SABRE’の組立は、塗装準備に取り掛かりました。


キャノピーは前、後部透明パーツと後部キャノピー基部に分割されています。
このままでは機体塗装が行い難いため、一体化して透明部分をマスキングしました。

  

機体整形時の細かな傷をカバーするため、全面にサフェーサーを塗りました。


エアーブレーキを閉じて取り付けた機体は、エアーブレーキを機体に取り付ける際に周辺の段差が気になり、しっかりパテ整形などの修正作業を行っていました。
ところが、エアーブレーキ部分のパネルラインを再生しないままサフェーサーを塗ったためエアーブレーキのパネルラインが一部を残して判らなくなってしまいました。


エアーブレーキを取り付けていないほうの機体からエアーブレーキの形状を再生することになりました。


エアーブレーキ駆動部の上にマスキングテープを貼り、駆動部の形状をトレースしました。


マスキングテープの上にトレースしたエアーブレーキ形状を切り出し、機体の上に一部残ったエアーブレーキ部分に貼り、エアーブレーキの形状に合わせてパネルラインに筋彫りを加えました。


エアーブレーキのパネルラインを復活させることができました。


キャノピー周辺に生じた小さな隙間をパテで埋める作業を行いました。