第2123話 ファントム・ロービジCAG製作1


セガワ製「‘F-4S PHANTOM II “LOW VISIBILITY CAG”」の製作を開始しました。


セガワ製‘F-4’ シリーズは発売当初から何機も製作していますが、ここ最近では3年前に航空自衛隊の‘Mcdonnell Douglas F-4EJ Kai Phantom II’ を製作したのが最後になります。
作りなれたキットであるため、その問題点も把握しています。
製作はその問題箇所から開始しました。
セガワ製‘F-4’ シリーズは、金型の問題から胴体後部パーツの背面部分にあるスジ彫りが浅く一部消えているところもあります。
下の写真は左右の胴体後部パーツを接着した状態ですが、特に右側のパーツにあるべきスジ彫りがほとんど消えています。


スジ彫りを復活させるために準備したツール類です。


胴体背面のパネルラインの直線部分は目印としてマスキングテープを貼り、円形部分は目標ライン描きました。


スジ彫りはカッティングテンプレートをあてがい、パネルラインスクライバーと千枚通しで行い、周辺の整形を含めパネルラインを復活させました。


垂直尾翼先端パーツを取り付けた状態です。この部分も若干厚みがあるため、修正が必要です。


機首部分も仮組みし、パネルラインを確認しました。


機首部分を組立、レドーム部分のスジ彫りを補強しました。


機首部分に組み込むコックピットの組立を開始したところです。