第2093話 F-104DJ製作7


セガワ製「F-104J/F-104DJ STARFIGHTER‘207SQ COMBO’」の製作は、複座型のF-104DJの機体塗装が細部を除いて終了しました。


機体下面の迷彩塗装を行う前に機体上面塗装との塗りわけラインを機体に貼ったマスキングテープの上に描きました。


塗りわけラインを描いたマスキングテープを紙の上に貼り、塗りわけラインで切り分けた物をマスキング用型紙として使用し、下面塗装を行いました。


下面塗装の塗料はグレー(Mr.COLOR #325)にインディブルー(Mr.COLOR #65)を若干加えた物を使用して塗装しました。
型紙を使用して下面の塗装が終了した状態です。


次に脚収納庫内部の塗装を行うため、脚収納庫の周辺と胴体下面に取り付けられたフィンの後部を塗り分けるためにマスキングしました。


脚収納庫内部はエアクラフトグレー(Mr.COLOR #73)で塗装し、フィンの後部はタン(Mr.COLOR #44)で塗装しました。


マスキングを剥がした状態です。


次に機首部の塗装を行うため、レドームのマスキングを剥がし、新たにキャノピー前面からレドーム先端までの防眩塗装部にマスキングを行い、フラットブラック(Mr.COLOR #33)を塗りました。


機体側面の迷彩塗装の状態です。


この記事を作成中にキャノピー前面からレドーム先端までの防眩塗装したフラットブラックが誤りだった事に気が付き、再塗装することになりました。
  
今回機体塗装を行っていて頻繁に問題が発生しました。
それは、塗料の定着性が悪く、塗装後に貼ったマスキングテープを剥がしたときに塗料が剥がれてしまう問題が多発しています。
キットのパーツ表面に離型剤が残っていたのかも知れません。
中国製のキットではパーツに離型剤がしっかり残っていて、塗料をはじく位の物があるために塗装前に離型剤を少しでも落とす努力を行っています。
ところが今までのハセガワ製キットについてはそのような問題が起きにくく、余り離型剤を落とす努力は行っていませんでした。
今回のキットは塗料をはじく様な事もないため、いつものように塗装したところ、塗料剥がれが多発しており、つど修正を行う羽目になっています。