作品423 Fairchild A-10C Thunderbolt II


Fairchild A-10C Thunderbolt II
米空軍   アカデミー・ハセガワ   1/72
近接地上支援専門に開発された空飛ぶ砲兵といわれるA-10Aの量産改修機。在韓米空軍第51戦闘航空団 第25戦闘飛行隊所属機.



第2075話 A-10C完成 <一部写真を変更しました>
米空軍の攻撃機Fairchild A-10C Thunderbolt II’ が何とか完成しました。


組立の最終段階で行った作業は機体下面の前脚収納庫後部に取り付けられた‘U’ 字型のアンテナ(?)を真鍮パイプで自作して取り付けました。


更に主翼下面に取り付けるマーベリックミサイル用のランチャーも実機写真を参考にプラバンで自作して取り付けました。


最後まで機体に取り付けるミサイル等の装備をどうするか悩みましたが、キット付属のパーツと手持ちのパーツで仕上げました。


完成した機体は在韓米軍第7空軍所属 烏山(オサン)空軍基地に配備されている第51戦闘航空団 第25戦闘飛行隊所属の物で、朝鮮半島有事の際に対地攻撃の任務を受け持つものと思われます。
下の写真は、横田基地に飛来した実機写真です。


Fairchild A-10C Thunderbolt II’ は東西冷戦時代に欧州におけるワルシャワ機構軍の戦車・装甲車などの機甲部隊に対する攻撃を任務とする近接航空支援機として開発された‘Fairchild A-10A Thunderbolt II’ の量産改修機になります。
‘A-10A’ は低空での近接航空支援用として開発されたため、「空飛ぶ戦車」と呼ぶに相応しい頑丈な装甲装備と強力な30mmガトリング砲を装備しており、更に11箇所のハードポイントを持ち、豊富な装備を取り付けることが可能になっています。
‘A-10C’ は‘A-10A’ の派生型として兵器管理システムの高度化や統合戦術無線システム等が追加され、更にレーザー/GPS誘導爆弾の運用能力が追加されたことにより危険な低空飛行を行うことなく近接航空支援が行えるようになりました。


今回製作した機体は、水平尾翼垂直尾翼とアンテナ・センサーパーツ等をハセガワ製「A-10C THUNDERBOLT II」を流用し、その他はアカデミー製「A-10A “Operation Iraqi Freedom”」のキットを使用して製作しました。
デカールは主にハセガワ製を使用しましたが、一部にアカデミー製‘F-16 CG/CJ FIGHTING FALCON’ キットに付属していたデカールと、その縮小版の自作デカールを使用しています。













装備は左主翼に赤外線(?)シーカー付きマーべリックミサイルと空対空サイドワインダーミサイルを取り付けました。


主翼はTVカメラ(?)シーカー付きマーべリックミサイルとスナイパーターゲティングポッドを取り付けました。


胴体側にはクラスター爆弾と電子戦用ジャミングポッドも取り付けてみました。