第2040話 サンダーバーズとブルーエンジェルス


次に製作するのはアカデミー製「F-16C THUNDERBIRDS “2009/2010”」 にします。


前作が航空自衛隊の展示飛行チーム 2代目‘Blue Impulse’ だったこともあり、今回は米空軍の展示飛行チーム‘Thunder Birds’ の機体を製作することにしました。


米空軍の展示飛行チーム‘Thunder Birds’ は2004年に来日し、この航空ショーを息子と茨城県百里基地に見に行きましたが天候不順のため飛行せず、がっかりして帰った記憶があります。
下の写真は百里基地で写した‘Thunder Birds’ のF-16Cです。


‘Thunder Birds’ のプラモは20年近く前にハセガワのキットを4個購入し、自作のスタンドに4機によるダイヤモンド編隊を組ませたものを製作したことがあります。


この実物は、世話になった友人にプレゼントしたため手元にありませんが、今になって手元に残しておくべきだったのは、スタンドの台座部分に取り付けた‘Thunder Birds’ の金属製ピンバッチです。
このピンバッチは1994年4月に米国のGeorgia州Atlanta市に出張する機会があり、このとき仕事の合間に出かけたSouth Carolina州Beaufort M.C. Air Stationで開催された航空ショーを見物に行った時に購入した記念の物です。


この航空ショーは米海兵隊のビューフォート航空基地で開催されたものですが、主役は米海軍の展示飛行チーム‘Blue Angels’ による曲技飛行でした。
当時はデジカメを持っておらず、小型カメラとビデオで映像を残しましたが、一人で両方を操作することができず、結局良い映像を残すことができませんでした。
この時に写した写真をスキャナーで読み込ませたものを紹介します。


‘Blue Angels’ の機体は‘F/A-18C Hornet’ で、全面ブルーの機体に描かれたイエローのストライプと文字が印象的でした。


駐機中の‘Blue Angels’ の上を飛ぶ超音速大型爆撃機Rockwell B-1 Lancer’ は、私の地元でよく見られる川鵜の飛翔に姿が良く似ていました。


この時一番印象に残ったのは、‘Blue Angels’ のサポート機‘Lockheed C-130 Hercules’ の短距離離陸でした。
胴体両側面に取り付けた補助推進ロケットを点火して轟音とともに飛び立った姿に正直度肝を抜かれました。


このC-130は‘Blue Angels’ チームでは‘Fat Albert’ と呼ばれているそうです。


‘Blue Angels’ の曲技飛行の写真は、当時の小型カメラでは良い写真が撮れませんでした。


唯一奇跡的に写せた写真は、左右から進入した2機がクロスする瞬間を写したものです。


前記のピンバッチは、この航空ショーのお土産屋で購入したものでした。