第1952話 シンガポール空軍F-15SG製作6
ハセガワ製「F-15SG STRIKE EAGLE ‘SINGAPORE AIR FORCE’」の製作は主要部分の機体組み立てが終わり、機体塗装の準備が整いました。
主翼の組み立てを行いました。
主翼は主翼上面パーツ側に主翼の中間より先端部分下面も成型されており、主翼下面パーツは主翼下側の中間より付け根部分を成型した構成となっています。
ハセガワ製F-15キットの共通問題として主翼上面パーツの成型が悪い点が上げられます。
主翼上面パーツ先端側に含まれた下面も成型された境界部分が下側では肉厚になっており、上側ではへこんだ状態に成型されているため極端に表現すれば上下面とも波打った状態になります。
下の写真は下面側の状態で、丸で囲んだ部分がボッテリ膨らんだ状態になります。
逆に上側は矢印で示された部分が落ち込んだ状態になっており、この部分をパテ盛りしました。
主翼表面の整形後、胴体に取り付けました。
主翼と胴体の結合部には段差ができます。この部分は実機にはパネルラインが無いため完全に段差を埋めて一枚パネルの様に仕上げる必要があります。
垂直尾翼先端をカットし、センサー部を取り替えました。
垂直尾翼を胴体に取り付けました。
垂直尾翼外側と胴体側面が一体になるようにパテ盛りしました。
垂直尾翼付け根を整形した状態です。
脚収納庫内部に機体塗料が入らないようにティシュペーパーを詰め込み、水平部翼を仮止めした状態です。
これから機体塗装に入ります。