第1941話 タミヤ製F-16C製作6


タミヤ製「LOCKHEED MARTIN F-16CJ BLOCK50 FIGHTING FALCON」製作は機体の塗装を一挙に進めました。


機体塗装に入る前に使用する塗料の色あわせを行いました。
キットの塗装指示はタミヤ製塗料になっていますが、これをハセガワ製キットの塗装指示を参考にクレオス製塗料に置き換えてそれぞれの色合いを並べて評価しました。


2011年に青森県三沢基地航空祭で写した実機写真も参考に塗料の調整を行いました。


三沢基地航空祭の記事は2011年9月5日の記事と翌日の記事で紹介しています。
(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)


その結果、機体塗装に使用する塗料はすべてオリジナルの塗料となりました。


機体塗装は胴体後部の排気部分から開始しました。
前日の作業でシルバーリーフ(タミヤカラーTS-30)を塗った排気部分の終端部分をマスキングしました。


マスキング部分を除き薄めたスモークグレー(Mr.COLOR #101)を塗り重ね、濃い色合いの焼鉄色にしました。


焼鉄色部分として残す部分をマスキングし、胴体部分と同じ塗装になる部分の塗料を除去しました。


排気部分を胴体後部に取り付けました。


主脚収納庫内部をマスキングしました。


前脚収納庫内部と空気取り入れ口内部もマスキングしました。


機体塗装にかかる準備が整いました。


一応コックピット内部にも塗料が入らないようにマスキングしてあります。


機体下面の塗装を行いました。
使用した塗料は、グレー(Mr.COLOR #308)にホワイト(Mr.COLOR #1)を加えたものを使用しました。


キャノピー内側の塗装を行いました。この際、キャノピーの前部パーツとは後部パーツを仮接着して一体化して作業を行いました。
キャノピーの枠部分はフラットブラック(Mr.COLOR #33)を塗り、ガラス部分には水性のスモークグレー(水性ホビーカラー #H95)を塗りました。


キャノピー外側のガラス部分をマスキングしました。


キャノピーを胴体に仮組して機体上面色の塗装を行いました。
ここで使用した塗料はグレー(Mr.COLOR #305)にエクストラダークシーグレー(Mr.COLOR #333)とミディアムブルー(Mr.COLOR #72)それにブルー(Mr.COLOR #5)を加えたものをものです。


機体の垂直尾翼や胴体後部側面などに中間色を塗るために、塗装済みの機体上面色と下面色部分をマスキングしました。


機体中間色を塗ったところです。
機体中間色の塗料はグレー(Mr.COLOR #306)にグレー(Mr.COLOR #308)を加えたものを使用しました。


空気取り入れ口上部側面も同じ中間色の塗料で塗り分けました。


機首先端のレドームは通常機体に取り付けてから塗装するのですが、このキットは大変合いが良いため、機体に取り付けずに塗装しました。
レドームに使用した塗料はグレー(Mr.COLOR #317)にグレー(Mr.COLOR #306)とニュートラルグレー(Mr.COLOR #13)を加えたものを使用しました。


これで機体の主な部分の塗装が終了しました。


これから細部の塗装に入ります。