第1923話 厚木基地のP-3C 製作9


セガワ製「P-3C(BLOCK IIIA) ORION‘J.M.S.D.F.’」の組立は、機体の修正が完了し、機体塗装に入れる状態になりました。


機首下面にある小さな空気取り入れ口の形状が実機と異なっています。


実機の形状です。


空気取り入れ口をパテで修正しました。


操縦室前の風防ガラス下側に出来ていた段差を整形しました。


次に脚の修正を行いました。
キット付属の脚は実機と比べ、細く大変華奢な作りとなっています。
特に機首にたくさんおもりを詰め込んだため、前脚が折れてしまう心配があります。
機体の主な重量を支える主脚についても実機と比べ細すぎます。


そこで、昔から残してあった余りパーツ等のガラクタパーツから使えそうなパーツを探し、それらしく改修して使用することにしました。
前脚はF-14の用と思われるパーツをベースに改造しました。
両側を支える支柱は0.8mmの真鍮パイプを加工して取付けました。

  
主脚はA-6用のパーツをベースに改造しました。
支柱は前脚と同じ真鍮パイプを使用しています。


改修して作った脚を機体に仮組した状態です。


エンジン下面にあった小さな排出口はキットでは開いた状態になっていましたが、改造して閉じてしまったためこの排出口を溝を掘って排出口扉を再現しました。


これにて機体の改造を一旦終了し、機体塗装に入ることにします。