第1919話 厚木基地のP-3C 製作5


セガワ製「P-3C(BLOCK IIIA) ORION‘J.M.S.D.F.’」の組立は、胴体の組立と整形で失ったパネルラインの凸モールドを復活させました。


今回製作しているキットはパネルラインが凸モールドのものであるため、胴体パーツの接合面や胴体と水平尾翼の取付け部などは、接合部に出来た段差や隙間を埋める為、ヤスリがけなどでパネルラインの凸モールドが削られた部分ができました。
そこで出来るだけ失ったパネルラインを復活することにしました。

パネルラインの突起はランナーを熱した物を引き延ばし、細い糸状にしたものを使用しました。


パネルラインを追加するところに目標となるラインをマスキングテープで描き、このラインに合わせて糸状のランナーを置き、隙間に流し込みタイプの接着剤を少しずつ流し込み、固定後不要な部分を切り取る方法で行いました。


この方式でパネルラインを追加した所の一部です。