第1894話 アカデミー製F-35A製作3


アカデミー製‘USAF F-35A LIGHTNING II’ の製作は、デカールの文字色を改善できないか思考錯誤を行っており、組立は中断しています。


キットに付属したデカールの部隊記号、部隊マークを含むコーションデータに使われた色が実機のホワイトと異なりグレーとなっているため機体色に紛れてしまう問題の解決策を探しています。
サードパーティの会社から‘F-35A’のデカールが発売されていないか探しましたが見つかりませんでした。
そこで、過去に行った黄ばんだデカールを漂白した方法が使えないか実験することにしました。
この方法とは古いデカールを直射日光に含まれる紫外線の漂白作用で改善させた事で、詳細は2008年7月23日の記事で紹介しています。
(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)


改善させたい部分のデカールを切り出し、デカールが入っていたビニール袋に入れて我が家の南側窓に貼り付けました。


今回は経年変化による黄ばみでなく、印刷インクの漂白を目指す事になり成功するか判りません。文字が白くなるのでなく、薄く透明になっていくことも考えられます。

また、前回は夏の日差しで漂白しましたが、現在は冬の弱い日差しである事と実験初日となった昨日は午後から雨が降るという悪条件でスタートしたことから先行きに不安があり、結果が分るまで数日かかると思います。


紫外線の漂白作用を人工的に活用できるものが無いか調べたところ、ネールアートで使用するジェルを固形化する紫外線発光器があることが判りました。
この紫外線発光器の光源波長に漂白作用があったらネールアートの色にも影響するとの疑問が残りました。
またデカールを家庭用の漂白剤に浸すという暴挙もあるかなと思いましたが100%自爆すると思い実施していません。
デカールの印刷を漂白する解決策として理化学研究所で発見した「STAP細胞」のような効果的なものがありませんでしょうか?