第1882話 米空軍CV-22Bオスプレイ製作6


セガワ製「CV-22B OSPREY ‘U.S. AIR FORCE’」の製作は、胴体後部貨物搭乗扉近くのセンサー(?)を改造し、機体塗装に取りかかりました。


一度は機体塗装に取りかかろうと思いましたが、キットのモデルとなった機体番号の実機写真と比べ胴体後部貨物搭乗扉近くの違いが気になり修正することにしました。
左側面の大きな膨らみ部分にある小さな丸い膨らみがありません。


ランナーを利用し薄くスライスしたものを取付け膨らみにしました。


次に一番気になっていた胴体後部貨物搭乗扉近くのセンサーと思われる突起も修正することにしました。
キットの半円球突起は、新しい機体に取付けられたセンサー(?)の形になっており、キットのモデルとなった機体番号の機体に取付けられた物と異なります。この違いはキットの箱絵に使われた写真と比べれば判ります。


キットの半円球突起を切り取り、周囲に小さな突起を3カ所取付け、中心には胴体まで貫通する穴を開けました。


実機に取付けられた旧型と思われるセンサー(?)の詳細写真を探しましたが詳しい物が見つかりませんでした。インターネットで入手した写真を拡大し、樽状になっている物を取付けて回転させて使用している様に見受けられます。
下の写真はhttp://www.airliners.net/photo/USA---Air/Bell-Boeing-CV-22B-Osprey/1363895/M/から抜き出したものです。


そこで不要になったミサイルを切り出し、樽状に加工したものにランナーを糸状に伸ばしたものを取付けたセンサー(?)を自作しました。
これを機体にしっかり取付けるために中心に真鍮棒を埋め込みました。


自作したセンサー(?)を機体に取付けたところです。


これで一応気になっていたところを修正出来たので、機体の塗装に入ることにしました。

始めに風防の枠部分に操縦室内部に塗った同じ塗料を下塗りとして塗りました。


主翼前縁部分にフラットブラック(Mr.COLOR #33)を塗りました。


主翼後部に下げた形で取付けたフラップの引き込み部分に機体上面色として使用する塗料にグレー(Mr.COLOR #317)を加えた塗料を塗りました。


主翼前縁部分をマスキングし、はみ出た塗料は拭き取りました。


同じくフラップの引き込み部分もマスキングし、はみ出た塗料は拭き取りました。


胴体下面に機体下面色のグレー(Mr.COLOR #308)にホワイト(Mr.COLOR #1)を加えた塗料を塗りました。


主翼下面にも機体下面色を塗りました。


機体上面色を塗る境界部分にマスキングを行いました。