第1866話 中国海軍J-15製作6


セガワ製「J-15‘FLYING SHARK’」の製作は、排気口のアイリス板を広げる加工を行い、一部機体塗装に取りかかりました。


前日の記事で紹介した胴体尾部に取付けたセンサーの位置を修正しました。
胴体尾部と排気口を繋ぐ板の終端がキットでは厚い板状になっているのが気になり実機写真をながめていたらセンサーを取付けた位置が後ろ過ぎた事に気がつき取付け位置を変更しました。また、板の終端も薄く削りました。


次に排気口の形状変更の紹介です。
キットの排気口はアイリス板の状態が中途半端で、実機写真とも違う印象です。このため駐機状態の写真を参考にアイリス板を開いた状態に改造することにしました。
なお、この改造はまとめて紹介していますが実際は3日間要しました。
排気口パーツのアイリス部分に切り込みを入れました。


切れ込みは丸鋸を取付けたルーターで行いました。


切れ込みを入れたアイリス板部分に内部直径に合わせた丸棒を差し込み、アイリス部分を広げました。


広げたアイリス板の切れ込みにテーパー状に削ったプラバンをはめ込み、瞬間接着剤で接着しているところです。


アイリス板を広げた状態に加工したもの(右)とオリジナル(左)を並べてみました。


加工したアイリス板部分を丁寧に整形しました。


加工傷が残っているため表面にサフェーサーを塗り、整形しました。


加工が終わった排気口パーツに下地のシルバーリーフ(タミヤカラーTS-30)を塗りました。


胴体の金属地肌色になるエンジン部分と機関砲部分にもシルバーリーフを塗りました。