第1846話 F-15K SLAM EAGLE製作8


セガワ製の‘F-15K SLAM EAGLE’の製作は、機体に取付ける装備品の製作を行いました。


F-15Kの特徴の一つは豊富な攻撃装備を機体に取付けられることです。
実機写真を探すと韓国空軍が訓練用と思われる装備を取付け、地上展示した機体の写真がたくさんあります。これらには自機防衛用の対空ミサイルの他、地上攻撃用の爆弾をフル装備したものや対艦ミサイルを装備したもの、巡航ミサイルを装備した物など多くのバリエーションがあり、我が航空自衛隊のF-15Jに比べて運用の強化が図られていることが良く判ります。


そんな中でどんな装備を取付けるか、手持ちの装備品キットの中から探した結果、コンフォーマルタンクには全天候型精密誘導爆弾化したJDAM爆弾を取付けることにしました。
セガワ製‘AIRCRAFT WEAPONS 9’キットからGBU-38 JDAMとGBU-31(V) 3/B JDAMを取付けることにしました。
JDAM爆弾は従来の通常爆弾の様に一度航空機から切り離されると自由落下だけで目標に向かうのではなく、GPSと慣性航法装置を付加されたことにより、航空機から切り離し後も設定された目標に向かって進むことが出来る精密誘導爆弾です。


比較的小さな物ですが通常爆弾部分とGPSと慣性航法装置部分に塗装を塗り分ける必要があり、手間がかかりました。
写真の小さい方がGBU-38 JDAM で500lb爆弾にJDAM装備を付加した物で、大きい方がGBU-31(V) 3/B JDAMで2000lb爆弾にJDAM装備を付加した物です。


主翼下のパイロンに何を取付けるかまだ決めていませんが対空ミサイルの他、対艦ミサイル又は増槽のいずれかにする予定です。