第1844話 ケネディ新駐日大使信任状奉呈式


昨日、朝のニュースを見て米国のキャロライン・ケネディ新駐日大使の信任状奉呈式が皇居で行われることを知りました。
日本に駐在することになる大使は、その国の元首が発行した信任状を天皇に提出して正式に大使として着任したことになるそうで、この信任状奉呈式に向かう新任大使はお迎えの儀装馬車で皇居に向かうことを紹介していました。
そこで来年の干支は午年でもあり、儀装馬車の写真を撮ろうと思い皇居の二重橋前まで行ってきました。


沿道は大勢の見物客や外国の通信社を含めて報道陣も大勢訪れていました。


儀装馬車の行進は明治生命館ビル前から出発し、二重橋を通って皇居に入り、信任状奉呈式終了後、二重橋から皇居外苑を通り和田倉門経由で明治生命館に戻るというコースで行われました。
明治生命館終戦GHQ連合国軍最高司令官総司令部)に接収されたビルでもあり、米国大使の信任状奉呈式の起点としては少し違和感がありました。


定刻になり、私がいた二重橋前を通過する儀装馬車です。


儀装馬車の中から手を振るキャロラインに見物客から歓声が上がっていました。


初めて見た儀装馬車は素晴らしいと思いましたが、馬車を操作する人の西洋風のいでたちが不自然に感じました。
日本なら京都の時代祭に出る牛車か鎌倉市内でよく見る人力車ではだめなのか、それとも江戸時代の参勤交代の様な大名行列も良いと思いました。


信任状奉呈式終了後、二重橋から出てきた儀装馬車です。


帰宅後、ケネディ新駐日大使の信任状奉呈式に限らず、毎回大使の信任状奉呈式に向かう儀装馬車明治生命館が起点・終点になっていることが判り違和感が解消しました。