第1823話 カラフルF/A-18B組立5


アカデミー製F/A-18D HORNET“U.S. Marine Corps”をベースにVFA-125 "Rough Raiders" 所属のF/A-18Bに改造する作業は、翼の改造が終わりました。


切り離した後部フラップに残されたドループ・シュラウンド・ドアーの筋堀を埋めるために筋堀部分に液体瞬間接着剤を流し込みました。


瞬間接着剤が完全に固形後、整形に取りかかりました。
後部フラップの前縁部分を削り、ドループ・シュラウンド・ドアーとの境界部分も完全に無くしました。


主翼から切り離した前縁フラップを下げた状態で再取り付けしました。

  
主翼に自作したドループ・シュラウンド・ドアーを少し下げた状態で取付けました。


ドループ・シュラウンド・ドアーの下面に後部フラップを下げた状態で取付けました。
下げ角度は実機写真を参考に、主翼を胴体にはめ込んで角度を合わせました。


主翼本体とフラップを繋ぐヒンジを開いた状態に改造しました。


ヒンジを取付けた状態です。


主翼を胴体にはめ込むと主翼が下がった状態になるため、胴体側に入り込む主翼付け根下面を少し削って角度を調整しています。


主翼を胴体に組み込んだあとの結合部です。


脚収納庫内部をマスキングしました。比較的広く平坦な主脚収納庫内部はマスキングテープを貼り、狭く複雑な形状の前脚収納庫はティシュペーパーを詰め込み隙間にマスキングゾルを流し込んでいます。


空気取り入れ口内部は、入り口部分が機体色で奥の部分がホワイトに塗り分けられているため、奥のホワイト部分をマスキングしました。
マスキングは新しい試みで行いました。
適当な大きさのティシュペーパー丸め、これに唾をしみこませて空気取り入れ口内部に強く押し込み固めておきます。
半日以上放置しておくとティシュペーパーが固まります。これをピンセットで取り出し、開口部側をシャープな刃物でカットしたものを再度空気取り入れ口に入れると内部が比較的きれいにマスキング出来ました。