作品402 Dehavilland Vampire T.11


Dehavilland Vampire T.11
英空軍   エアフィックス   1/72
イギリスのde Havilland社が開発したイギリス空軍向け複座型練習機。
原型機の初飛行は第2次世界大戦中の1943年9月で英国製ジェット機としてはGloster Meteorについで2番目の機種にあたる。



第1817話 バンパーアー T.11完成
AIRFIX社製の“DE HAVILLAND VAMPIRE T.11”が完成しました。


デハビランド・バンパイアーは第二次世界大戦末期に開発が開始され、第二次世界大戦後に実戦配備された単発のジェット戦闘・爆撃機です。

実用ジェット戦闘機はドイツ空軍が史上初めて1944年に実戦配備した双発のジェット機メッサーシュミットMe262(戦闘機として開発されたがヒットラーの命令で爆撃機として運用され、後に迎撃戦闘機として運用された)が有名ですが、英国はこれに遅れること数週間で英国初のジェット戦闘機グロースター・ミーティアを実戦配備しました。
デハビランド・バンパイアーの原型機はグロースター・ミーティアの初飛行から半年遅れの1943年9月に原型機が初飛行し、英国で2番目のジェット戦闘機になりました。
下の写真は以前製作した戦闘爆撃機“DE HAVILLAND VAMPIRE FB.5”(サイバーホビー製)です。


今回完成した“DE HAVILLAND VAMPIRE T.11”は、バンパイアーの複座型夜間戦闘機“VAMPIRE NF.10”をベースに複座型練習機にしたものです。
“DE HAVILLAND VAMPIRE T.11”の輸出型“DE HAVILLAND VAMPIRE T.55”があり、日本の航空自衛隊も国産ジェット練習機(T-1)を開発時に技術研究用に購入したそうです。


今回使用したAIRFIX社製のキットは、全体のシルエットが良く、脚収納庫扉などの成形は大変素晴らしいと評価しました。


ただし、組立て易さとスジ彫りの美しさはサイバーホビー社製の‘DH Vampire FB.5’の方が上で、デカールを含めたコスト・パフォーマンスで総合評価すると今回製作したAIRFIX製が上と思いました。









以前製作した同じ英空軍の練習機“Folland Gnat T.1”(AIRFIX製)と一緒に並べてみました。