第1771話 ハセガワ製OSPREY入手


セガワから待望の新製品‘MV-22B OSPREY’ が発売されました。
以前と比べ事前アナウンスした発売開始予定時期と実際の発売日が合致するようになり、工程管理が良くなった模様です。


OSPREYは丁度一年前に始めての部隊が岩国に搬入され、連日反対運動の報道が報じられていました。
そんな時に、この機種のプラモを製作したくなりインターネットオークションに出品されたカナダのHOBBY CRAFT社製‘V-22 OSPREY’ を入手しました。
ところがこのキットは試作機をモデル化したものと思われ、報道されている実機とは多くの相違点がありました。
挫けそうな気持ちでしたが、実機写真をもとに大改造して岩国に搬入された機体を完成させました。


この時の製作過程は2012年7月29日から始まる記事で紹介しました。
(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)


また、その機体を更にリフォームした機体も製作しました。


この時のリフォーム過程も2013年5月19日から始まる記事で紹介しました。

OSPREYの縮尺1/72のプラモは、他にイタレリ社からも発売されていますが、どちらも最終量産型をプラモ化したものでないため量産機のプラモ発売が望まれていました。


今回入手したハセガワのキットは、マニア待望のキットと言えることができます。

早速パーツを眺めて見ると、美しい成形で多くのパーツ構成となっています。






チルトローター機の特徴である大きな回転翼を上向きだけでなく前向きにも回転できるようになっていることからスタンドも用意されています。


デカールは第一陣として普天間基地に配備されたVMM-265部隊を含む2部隊のものが含まれています。


機体の主な構成パーツを仮組みしてパーツの合いを確認し、組立・塗装の順番と注意箇所を自分なりに把握しました。



パーツの合いは問題がないようです。また前回のHOBBY CRAFT製キットで改造に苦労したチルトローター部やエンジンナセルも忠実に再現されています。



悩みは現在第二陣として日本に向けて船積みされた機体が再現できないかということです。
前回のリフォーム作業時に入手したデカールに第二陣として船積みされたVMM-363 ‘Red Lions’ の部隊マークが含まれていたので喜んでいたのですが、第一陣の部隊と同じく岩国で部隊改編が行われる事が判りました。今まで普天間基地に配備されていたヘリ部隊HMM-262 ‘Flying Tigers’ がチルトローター部隊VMM-262 ‘Flying Tigers’ として生まれ変わることになり、船積みされたVMM-363の機材が使われることから部隊マークが使えなくなりました。