第1768話 サーブ・ビゲン リフォーム1


15年以上前にハセガワ製‘SAAB AJ-37 VIGGEN’ キットを元に量産機に改造した機体のリフォームを開始しました。


今回のリフォームは傷んでしまった国籍マークを含む機体塗装の表面処理を修正し、搭載したミサイルの更新と破損したピトー管を再製作します。

国籍マークを貼替えるためにデカールが必要だったため、インターネットオークションで入手したハセガワ製‘SAAB AJ-37 VIGGEN’ キットです。


大変古いキットであるため、現在ではあまり見かけなくなった貴重なものです。



早速リフォーム作業を紹介します。
始めに番数の多い水ペーパーで軽くヤスリをかけ、表面の汚れを落としましてから作業を開始しました。  

機体に貼られていた国籍マークのデカールを慎重に剥がしました。
下地に塗った黄色の水性塗料に原因不明のヒビがあり、これが国籍マークの見栄えを悪くした原因のようです。


機首のピトー管を0.9mmの真鍮管と0.3mmの真鍮棒で作り直しました。


国籍マーク周辺にマスキングテープを貼り、国籍マークの大きさに合わせて切り抜きました。


国籍マーク部分に塗られていた黄色の塗料を薄め液で拭き取りました。


新たに国籍マークの下地としてイエロー(Mr.COLOR #329)を塗りました。


国籍マーク周辺に貼ったマスキングテープを剥がした状態です。


機体に取付けてあったRb-04ミサイルを実機写真を参考に新たなミサイル(名前は不明)に改造を行います。
ミサイル改造に必要なパーツはエアフィックス製シーハリアーに付属していた‘Sea Eagle’ ミサイルを流用することにしました。


Rb-04ミサイルの先頭部分に‘Sea Eagle’ ミサイルの胴体部分と翼をとりつけました。翼の後部はカットしてあります。


ミサイルの胴体部分を実機写真を参考にしてパテ整形しました。


再塗装して完成したミサイルです。