第1767話 サーブ・ビゲン リフォーム


新しく完成したキットが出来る度に、そのキットを置く場所を探す苦労が絶えません。

私が製作したキットの保管方法については2012年7月12日の記事で紹介していますが、この方法でも限界があります。
(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)


どうしても安全な保管場所を確保したいときは、心を鬼にして古いキットや駄作のキットを廃棄することがあります。
先日も幾つかのキットを廃棄しようと保管されたキットを眺めていたところ、目にとまったのが15年以上前に製作したスウェーデン空軍の‘Saab AJ-37 Viggen’ です。
この機体は私のブログの中では、13番目の作品として紹介したものですが機首のピトー管が途中で折れ、塗装も湿気を吸って薄汚れているばかりか国籍マークにもヒビが入っていました。



  
捨ててしまおうかと思いましたが、この機体はオリジナルのハセガワ製キット(試作機)を元に雑誌記事を参考にして量産機に大改造したもので、機体塗装も偉く面倒なモザイク塗装した苦労を思いだし、捨てることが出来ませんでした。

そこで傷んだところを修正するリフォームを行うことにしました。