作品397 Eurofighter EF-2000 Typhoon T


Eurofighter EF-2000 Typhoon T
ドイツ空軍   ハセガワ   1/72
独、英、伊、スペインの共同開発した全天候戦闘攻撃機の複座型機。デルタ翼カナード翼を組み合わせたクローズド・カップル・デルタ翼構造を採用し優れた格闘戦能力と迎撃性能を持っている。
ドイツ空軍第73戦闘航空団 部隊創設50周年・ユーロファイター装備5周年記念塗装機。



第1757話 ユーロファイター ツーシーター完成
セガワ製‘EUROFIGHTER TYPHOON two seater’ が完成しました。


完成した機体はNATO加盟の英国、ドイツ、イタリア、スペインの4カ国で共同開発した‘Eurofighter Typhoon’ の複座型で正式名称は‘Eurofighter EF-2000 Typhoon T’ と呼ばれるものです。
‘Eurofighter Typhoon’ はNATO加盟の英国、ドイツ、イタリア、スペインの4カ国で共同開発した機体で、航空自衛隊の次期主力戦闘機の選定候補にも挙げられていたものです。
大型の三角翼と機首側に小さなカナード翼を配した機体は豊富な装備を取付ける事ができ、制空戦闘機や戦闘爆撃機として運用出来るマルチロール機としての機能を持ち合わせるだけでなく、両方を併せ持ったスウィングロール機としての運用が可能となっています。
  
キットとしての評価はハセガワ製‘EUROFIGTER TYPOON single seater’の一部金型変更により複座型にしたものであることから、良い点も悪い点も引き継がれたものになっていると思います。
良い点はパーツの合いはもちろんの事、パネルラインだけでなくリベットも繊細なタッチで表現されており美しい機体が再現する事ができます。
反面、筋彫りが消え入るようになっているところも改善されないままになっていました。
また、空中給油プローブカバーの形状が違うように感じた事と主翼上面パーツ先端部分の肉厚が厚くヒケが生じている点と、主翼下面パーツを貼り合わせた時に先端部分に段差が生じるのもそのままになっていました。

機体に取付けるミサイル等も豊富に含まれており、現時点で‘Eurofighter Typhoon’ の複座型としてはベストキットと言って良いでしょう。
  
今回製作した機体はドイツ空軍第73航空団所属の機体で、2009年に部隊創設50周年、ユーロファイター装備5周年を迎えた記念塗装機で、装備は制空戦闘にしました。










以前製作したハセガワ製単座型キットのドイツ空軍所属機で、スウィングロール装備した‘Eurofighter EF-2000 Typhoon S’ と一緒に並べてみました。