作品395 Bell-Boeing MV-22B Osprey


Bell-Boeing MV-22B Osprey
海兵隊   ホビークラフト改   1/72
ヘリコプターの様に垂直離発着ができ、中型の航空機のように高速で長距離飛行できるチルトローター方式の垂直離発着航空機として開発された輸送機。
ミラマー海兵隊航空基地所属 VMM-166’Sea Elk’ 所属機。



第1737話 MV-22B オスプレイ・リフォーム完成
昨年、ホビークラフト社製‘V-22 OSPREY ASSAULT AIRCRAFT’ というキットをベースに大改造して製作した‘Bell Boeing MV-22B Osprey’ のリフォーム作業が終了し、新しい機体が完成しました。


昨年オスプレイを製作した当時、岩国基地に初飛来したオスプレイの反対運動が盛んに報じられていました。当時オスプレイの量産機を縮尺1/72でキット化されたものが何処にもなく、インターネットオークションで入手したホビークラフト社製‘V-22 OSPREY ASSAULT AIRCRAFT’ も実機の姿にはほど遠いものでした。
私のコレクションにもオスプレイをなんとか加えたいと思い、入手したホビークラフト社製キットを実機写真を参考にし、大改造して完成させたのが初代オスプレイでした。


この時の製作は2012年7月28日から8月8日の記事で紹介しました。完成時の記事は8月8日の記事で紹介しています。
(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)

昨年製作した初代オスプレイは、岩国基地に飛来したVMM-561‘Pale Horses’ 部隊所属機にするため、自作したデカール等でなんとか完成させたもので正直イマイチの出来でした。


今回リフォームすることにしたのは、先日XTRADECAL社から発売された‘X72170 Bell/Boeing V-22 Osprey’ というデカールを入手し、もう少し見栄えを良くするためデカールを貼替えるだけの簡単作業を想定していました。

ところがリフォームに取り掛かると次々に気になるところを修正したくなり、また今まで気がついていなかった違いも見つかり、改造箇所が増えていきました。
風防の形状、フラップダウン化、機首の形状、窓の位置と数、前脚収納扉の形状、エンジンカウルの形状、スピンナーの形状と修正してきました。
最後は主翼とエンジン部の回転機構を「それっぽく」改造し、完成としました。


機体を再塗装してからデカール貼り作業を行いましたが、このデカールが大変繊細なもので、ベースが大変薄く、更に糊が弱いため変形やシルバリングが発生しました。マークセッターをそのまま使用すると変形するなどトラブルが発生するため水で薄めて使用しました。
発色が良い点や機体に施された滑り止めやステンシルも豊富に用意されているのは評価できます。


今回完成した機体はカリフォルニア州ミラマー海兵隊基地所属のVMM-166 ‘Sea Elk’ のものにしました。















7月に発売が予定されているハセガワのオスプレイが決定版キットとなることを期待しています。