第1732話 MV-22B オスプレイ・リフォーム3


昨年製作した‘Bell Boeing MV-22B Osprey’のリフォーム作業は、インターネットで入手できる実機写真が増えたこともあり、前回改造した部分の誤りや形状が違うところなどが新たに発見され、修正作業を行っています。


機首下面のセンサー取付け形状が異なっていました。

センサーを下げた位置に移動すると共に周辺の形状を変更することにしました。


センサーを取り外し、センサーが取付いていた位置にプラバンを2枚重ねた物を積み重ね、センサー周辺にパテ盛りしました。


パテを整形して実機の形状に近づけました。


センサー部を改修している時に前脚収納庫扉が実機に比べ短く形状も違うことに気がつきました。そこで前脚収納庫内部を拡張することにしました。


前脚収納庫後部をカットし、延長しました。
手前側にあるのがオリジナルの前脚扉です。奥にあるのが延長した前脚扉です。


前脚収納庫内部にできた穴をプラバンで埋めました。脚扉も延長して形状を実機に合わせました。


センサー取付部を含む機首の改修が終わり、各パーツを仮組した状態です。


胴体右側窓の取付け状態も違っていました。


不要な窓をパテ盛りして埋め、扉に角穴を開けました。


実機にない窓を埋め、扉には窓を追加しました。


胴体左側の窓の状態です。前回埋めた窓の周辺を再度整形しました。


胴体後部扉が左右に開く形状になっており、これも実機と異なっていました。


扉の開口部になっていた筋彫部分に瞬間接着剤を流し込み埋めました。
左側にある白い円形の部分は、機首のセンサーを取り外した時に軸が胴体内部に取り残されカタカタ音がするようになったため穴を開けて取り出した跡です。


後部扉が上下に開くように筋彫を追加しました。


エンジンカウルに追加した開口部の形状が実機に比べ丸すぎていました。


開口部の内側にパテ盛りして、開口部の穴を扁平なものに変え上部の形状も修正しました。