第1715話 厚木基地「日米親善春祭り」


ゴールデンウィーク初日となった昨日、厚木基地で開催された「米海軍厚木航空施設 日米親善春祭り」に行ってきました。
「毎日サンデー」の私にとってゴールデンウィークなど関係ないのですが、何故か今年はこの催しがゴールデンウィークと重なり大変な混雑でした。

相鉄線 相模大塚駅からバスで基地正門に着いたのが12時50分頃でしたが、すでに基地の廻りは入場待ちの行列ができていました。
行列の最後に並ぶため延々と伸びた行列の最後に向かいます。


毎年並ぶ最後尾より更に行列が伸びており最後尾が見つかりません。

最後尾に到着したのは基地正門から2.2Km先の陵北中学のところでした。


最後尾の写真です。


ここ数年基地入場のセキュリティテックが厳しくなった事から大変入場まで時間がかかり、基地内に入れたのは15時になっていました。
基地内でやっと昼食をとることができました。
今年は「イタリアンソーセージの海軍式ホットドッグwith チリ&チーズソース」という長い名前のホットドッグとコーラのセットで500円でした。


昼食をとってから1Km程先にある駐機場に向かいました。
駐機場の航空機展示場所周辺は大変な人だかりとなっていました。




厚木基地の航空機展示は航空機の廻りにフェンスがなく、直接機体に触れることができるのが特徴ですが、人が多すぎてとても機体全景を撮ることができません。

そこで今年新たに空母ジョージワシントンに所属する第5空母航空団に加わった部隊の機体を撮るようにしました。
第77海上攻撃ヘリコプター飛行隊(HSM-77)セイバーホークスのMH-60Rシーホークです。



更に第12海上戦闘ヘリコプター飛行隊(HSC-12)ゴールデンファルコンズのMH-60Sナイトホークです。



従来から厚木基地に所属し、第7艦隊の支援を行っていた第51軽対潜ヘリコプター飛行隊(HSL-51)ウォーローズも第51海上攻撃ヘリコプター飛行隊(HSM-51)飛行隊と名前が変わり、機種もMH-60Rシーホークに変わりました。



また第27戦闘攻撃飛行隊(VFA-27)の機体も最新のF/A-18E BlockIIに更新され、CAG機の垂直尾翼他の塗装が変わりました。


その他の機種は昨年とあまり変わらなかったように思います。
昨年の日米親善春祭りの紹介は2012年4月29日の記事で紹介しています。
(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)


今年も各部隊が開く部隊パッチなどの関連グッズ販売には多くの人がお金を落としていました。

  
ダイアモンドバックスの関連グッズ売り場では、子供がつまらなそうにしていました。


それでもグッズ販売に繋がるように各部隊の人達が愛嬌を振りまいていました。


操縦席に乗り込んだパイロットはいつ見てもカッコイイと思います。


第5空母航空団所属の各飛行隊のCAG機(CAG bird)には航空団指令(CAG:commanding officer of United States Navy Carrier Air Groups)の氏名と副司令(DCAG:Deputy Carrier Air Group Commander)の氏名が書かれています。


現在のCAGは‘MIKE BOYLE 大佐’ で、DCAGは‘WILLIAM KOYAMA 大佐’ となっています。
通例では航空団指令が退任すると副司令がそのまま昇進しており、次期第5空母航空団指令は初の日系人が務めることになりそうです。
第5空母航空団所属の各飛行隊については本ブログの2012年6月9日の記事で紹介しています。
(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)


私のコレクションに無い、最も製作したい艦上輸送機C-2Aの写真も撮りました。


C-2Aのカーゴ室内に乗客(?)用の椅子が16脚取付いていました。


厚木基地海上自衛隊の航空部隊も使用しており、救難飛行艇US-2や新国産対潜哨戒機P-1等も展示されていました。


会場を警備する軍人の笑顔と手に持つ銃器に違和感がありますが、やっぱり格好良く見えるのは私だけではなさそうです。


退場する頃には足腰が大変疲れました。