第1693話 MiG-23ML 製作9


チェコのR.V.エアクラフト社製の‘MiG-23ML’の製作は、機体塗装を行っています。


機体下面色の塗装に入る前に、機首部分の下面に取付けるエッチングパーツのインレットを取付ける事にしました。
インレットパーツは2mmに満たない程のもので、これのエッジ部分を折り曲げ側面が三角形にしてから機体に取付けます。
エッジ部分に設けられた折りこみ溝からピンセットを使用して折り曲げるのですが大変でした。
パーツが無くならないようにマスキングテープに固定して曲げ加工を行っている所です。


折り曲げたパーツを機体に取付けるのも大変で、ピンセットから外れたら間違いなく行方不明になってしまいます。
そこで、パーツをマスキングテープに取付けたまま、パーツ内側にゼリー状瞬間接着剤を豆粒ほど付けて機体所定の位置に取付け、位置が決まったところでエッジ部分に液状瞬間接着剤を流して固定しました。


機首に取付いたインレットです。


機体下面に下面色を塗りました。
下面色の塗料はホワイト(Mr.COLOR #1)にライトブルー(Mr.COLOR #323)を加え、これにフタロシアニンブルー(Mr.COLOR #322)を若干加えた物を使用しました。
胴体側面にはマスキングテープを貼った上で塗装しましたが、マスキングテープを貼った所を剥がしたところ側面の塗装が禿げてしまったため、側面の塗装を一部やり直すハメになってしまい。以降マスキングテープの糊を弱めてから機体に貼る事にしました。
この作業中、機首レドームに取付けてあった長いピトー管がはじけてどこかに飛んでいったまま行方不明となってしまいました。

  
マスキングテープを剥がした状態です。
車輪収納庫内部の塗装は行っていませんが一応機体塗装が終了した状態です。


行方不明となったピトー管が見つからなかったため、ランナーを伸ばした物を加工して取付けています。


排気口パーツも取付けました。


機体塗装が一応済みましたが、機体下面色に塗った塗料が青すぎる事が気になってきました。
このままにするか、もう少し青を押さえた塗料で上塗りするか悩んでいます。
「何時やるか?」、「今でしょう!」というCMで流される予備校の先生の顔と台詞が頭の中を巡っています。(笑)