第1688話 MiG-23ML 製作4


チェコのR.V.エアクラフト社製の‘MiG-23ML’の製作は、水平尾翼取付け方法を改造し胴体後部の組立を行いました。


水平尾翼の胴体への取付け方法は、キットオリジナルでは胴体側に水平尾翼を受ける穴構造が無く、水平尾翼の断面の突起があるだけであるため、接着時に位置がずれたり外れやすくなっています。


水平尾翼を取付け易くするため水平尾翼に細い棒を打ち込み、胴体側には受けの穴を開けました。


水平尾翼の取付け穴位置が正しく開けられたことを確認後、主翼の可変部分を含む胴体後部下面パーツと上面パーツを接着しました。


水平尾翼垂直尾翼を仮組立てした状態です。


胴体後部に組み込む排気口のパーツです。
排気口の管状になった部分が成形の問題か、円形になっておらず楕円形になっているので修正が必要です。


胴体前部のコックピット周辺の組立てに入る前に、コックピット内部だけでなく機体の迷彩塗装で使用する塗料の調色を行いました。
このキットでは使用する塗料をFS番号だけで表記されており、Mr.COLOR等の塗料番号は表記されていません。
そこで、‘実機写真とFederal Standard 595 Color Saver’ (http://www.colorserver.net/)にアクセスし、機体色に使われる塗料のFSナンバーを入力して表示される色を参考に塗料を調色しました。
写真はキットで今回使用しないパーツに調色した塗料を試し塗りし、塗料相互間の色合いを確認して微調整を行っているところです。