第1674話 チリ空軍F-16AM製作2


このところ出身小学校・中学校の合同同期会開催に向けた準備作業に時間をとられ、プラモ製作の時間があまりとれていません。
今年は中学卒業後50周年ということもあり、同期会開催を働きかけた本人でもあることから名簿の整理、案内状文案作成など力仕事をこなしています。

  
チリ空軍‘Fokker F-16AM Fighting Falcon’ の製作は機体組立て前の改造作業を行っています。


F-16AMはコックピット前面に敵味方識別装置(IFF)のアンテナが取付けられています。
このアンテナを実現するにはハセガワのF-16Cのキットから流用する方法もありましたが、ハセガワ製のアンテナは少々ゴツイ感じを受けています。
手持ちの余り部品の中からアカデミー製F-16CのIFFアンテナパーツを探し出しました。


IFFアンテナパーツを取付けるため、胴体パーツの機首部分を切欠きました。


IFFアンテナパーツをうまく移植することができました。


空気取入れ口は外側と内側にパーツが分かれており、内側内部に取付ける棒状のパーツを取付けるのに苦労します。
そこで同じハセガワのF-16Cのキットと同じく外側パーツの上部の穴を明けました。
これにより棒状のパーツを後工程で取付ける事ができるようになります。


主翼はフラップを下げた状態にすることにしました。
改造前の主翼パーツです。


フラップ部分をカッターで切りとり、フラップを若干下げた状態に取付けます。


次に機体塗装に使用する塗料の調色を行いました。
胴体パーツ内側にキット指定の塗料を試し塗りしました。
実機写真と印象が違って見えるため、‘Federal Standard 595 Color Server’ (http://www.colorserver.net/)にアクセスし、機体色に使われる塗料のFSナンバーを入力して表示される色を参考に塗料を調色しました。
写真の下側がキット指定の塗料による使用塗料の組み合わせで、上側が調色した塗料の組み合わせになります。