第1657話 S-3B Viking 製作7


セガワ製“S-3B VIKING ‘ATSUGI 25th Anniv’”の製作は垂直尾翼を折畳む加工を行いました。


“S-3B VIKING”は全高が約7mあり、航空母艦内の格納スペースに収容するためには全高を下げる必要があります。このため、垂直尾翼を途中から折り曲げられる構造になっています。
今回製作する機体は垂直尾翼を折り曲げた状態にするため加工を行います。
胴体と一体に構成された垂直尾翼の切離し箇所に黒いラインを描きました。


切り離し箇所をカットした状態です。


カットした断面です。板厚を薄くする必要があります。


主翼断面の板厚を調整した時と同じくルーターを使用して削りだしました。
但し左側については折りたたんだ状態で固定出来る強度を保つために薄くしていません。


断面にプラバンで作った内壁を取付けました。


内壁に真鍮線を使用してそれらしくパイピングを行いました。
折りたたんだ状態で固定出来るように位置決めと固定のためのピンも埋め込みました。


垂直尾翼を折りたたんだ状態で仮組みしたところです。