第1653話 S-3B Viking 製作4


セガワ製“S-3B VIKING ‘ATSUGI 25th Anniv’”の製作は主翼の折畳み部分の加工を行っています。


主翼断面内部に組み込んだ内壁とは別に前縁フラップ部は可動するフラップ部と主翼本体を分離した隔壁があり、これをブラバンで組み込みました。
この隔壁は主翼の胴体側、先端側両方にあります。
下の写真は先端側の隔壁部分です。


隔壁部分をフラップと主翼本体側に切り分けた状態です。
主翼上面の蝶番部分は下側にもプラバンを貼り付け、丸棒の様に加工して更に切れ込みを入れて蝶番らしくしました。


蝶番部は主翼先端部を取付ける際に固定しにくいため蝶番部の一部を削り、主翼先端部の合いが良くなるようにしました。


蝶番部に主翼先端部を仮に合わせた状態です。


問題は主翼を展開する可動部の加工です。
実機写真を参考に板厚1mmのプラバンで直径3.5mmの円をけがき、これにアームを含めた形に切り抜いた物を10個と直径3.5mmの円形の物を2個更に直径3mmの円形の物を4個切り出しました。


切り出したパーツを組み合わせて完成した左右の可動部です。


可動部を蝶番部の仮組みした状態です。
可動部と主翼を繋ぐアームは最後に現物合わせで取付けます。


これから更に主翼固定金具やパイピングを行う必要があり、組立と塗装のやり方をどうしたら良いか判らなくなってきました。