第1642話 VA-115 Eagles A-6E 製作4


フジミ製“A-6E INTRUDER VA-115‘EAGLES’LAST FLIGHT 1996”の製作は主翼のフラップダウン化及び水平尾翼取付け角度の可変化を行いまいました。


今回製作する機体は爆弾を装備し、空母から発進する時の状態にすることが目標です。
そのためには主翼の前縁フラップ及び後部フラップとも下げ、揚力が最大になった状態にする必要があります。また水平尾翼も若干下げた状態にする必要があります。


このキットは前縁フラップだけ下げた状態に出来ますが、後部フラップは下げた状態になりません。そこで後部フラップ部分を下げた状態に加工します。
後部フラップ部分をカットして切り抜きます。写真の黒いラインをつけたところです。


カッターを注意深く切り込み、必要な部分を切り抜きました。
幸いフジミ製キットの樹脂はハセガワ製に比べ柔らかく、切り抜きやすいと思います。


切り抜いた主翼と後部フラップを仮組みした状態です。
後部フラップの上面側は本来主翼下に隠れている部分が無いため下面側と大きさが合いません。


後部フラップ上面の足りない部分に0.5mmプラバンを貼り付け整形した状態です。


フラップを引き出すガイド構造部分を同じく0.5mmプラバンで作り後部フラップが完成しました。



次に水平尾翼の角度を下げる加工を行います。
キットオリジナルは水平尾翼が水平になった状態で取付けるようになっています。


胴体の水平尾翼取付角穴をプラバンで埋め、水平尾翼の中心近くに新たに丸穴を開けました。
水平尾翼は中心近くにランナーで作った丸棒を埋めました。


水平尾翼を胴体側に嵌め込み、水平尾翼の取付け角度が変えられるようになりました。


主翼水平尾翼を胴体に仮組みし、後部フラップも下げた状態で仮組みしてみました。
それらしい形になってきました。