第1643話 VA-115 Eagles A-6E 製作5


フジミ製“A-6E INTRUDER VA-115‘EAGLES’LAST FLIGHT 1996”の製作は主翼の取付け及び脚の改造も終わりました。


主翼を胴体に取付ける前にお互いの合いを修正する必要がありました。
胴体側の主翼先端部下面にある主脚収納庫に繋がる三角形の膨らみが主翼先端より飛び出しています。箱絵に使われた実機写真は主翼先端と膨らみの先端が同じ位置です。


膨らみの先端をカットしました。


主翼取付部を上側から見たものです。胴体側の主翼受け部分にあった段差を削り主翼取付部が平坦になるように修正しました。また、主翼上面後部と胴体側の合いも悪く段差ができるためパテ盛りして修正してあります。


右側も同じ作業を行いました。
三角形の膨らみ部分です。


膨らみをカットした状態です。

  
胴体側主翼受け部分の段差は右側の方が大きく削るのに苦労しました。


主翼先端の形状が少し丸まった印象になっているため、先端を少し削りシャープな印象に変えました。(フラップは仮止め状態です)



次に空母から発進する状態にするためには前脚の改造が必要になります。
改造前の前脚です。ホワイトに塗ってあるのは前作業の段階で塗ってしまったためです。


発進状態の前脚は空母から飛び出すためのカタパルトに取付けるアームが下がっており、更に機体も前傾姿勢になるようシリンダーの油圧を下げて短くなっています。
このためカタパルト取付けアームをカットして下向きに取付けました。
更に上部の油圧シリンダーを2mmほどカットしました。カットしたシリンダー部を接合した時に強度が弱くなるため、内部に真鍮線を組み込みました。


完成した前脚です。シリンダー部はミラーフィニュシュを貼りました。


主脚は改造を行っていません。