作品385 Mcdonnell Douglas F/A-18A Hornet SRA.


Mcdonnell Douglas F/A-18A Hornet SRA.
NASA   フジミ   1/72
ノースロップ社が空軍向けに開発したYF-17をベースにMcdonnell Douglas社が海軍向けに開発した戦闘攻撃機
米国の先進的高速飛行体を試験するNASAのドライデン飛行研究センター所属機。



第1625話 フジミ製NASA F/A-18 完成 
フジミ製‘F/A-18A HORNET NASA’が完成しました。

完成した機体はNASAアメリカ航空宇宙局)所属のもので、純白に金の縁取りがついた濃紺のストライプと垂直尾翼に描かれたNASAの文字が印象的です。


NASAは米国の宇宙開発を進める連邦機関で、アポロ計画による人類初の月面着陸を始めスペースシャトルを活用した国際宇宙ステーションの建設など華々しい実績をあげていることで有名です。
NASAの組織の中にはジェット推進研究所やケネディ宇宙センターなど多くの研究施設、実験施設、組立て及び発射施設などがあり、宇宙開発関連だけでなく先進的な航空機の研究や試験を実施する機関もあります。


今回完成した機体はNASAのドライデン飛行研究センター(Dryden Flight Research Center)所属のものです。
ドライデン飛行研究センターでは各種の先進的高速飛行体の試験などを行っており、今回完成した機体もF/A-18A HORNET SRA. と呼ばれるもので航空機の先進的な改良や試験の支援を行っているようです。(SRAはSystems Research Aircraftの略)

ドライデン飛行研究センターはカリフォルニア州エドワーズ空軍基地内にあり、この基地がスペースシャトルの予備帰還基地にもなっていることからスペースシャトルが着陸する際、スペースシャトルの機体に異常がないか観測するなどの支援も行っているようです。
  
使用したフジミ製キットはハセガワ製のF/A-18に比べ胴体が太くなっており、どちらが正しいか判りません。
セガワ製F/A-18Aは古いキットのためか修正が必要な箇所が多いですがフジミ製F/A-18Aも負けず劣らず修正が必要なキットでした。
フジミ製キットは筋彫のバラツキがなく均一であった点は評価出来ますがLEXフェンスや脚等の形状が実機と異なっているよう思います。
デカールはカルトグラフ製であったため発色は問題がありませんでしたが機体側面のストライプを直線的に貼るのは困難でした。この問題は機体側の形状に問題があるのかもしれません。