第1604話 ハセガワ製EUROFIGHTER製作2


セガワから最近発売されたばかりの‘EUROFIGTER TYPOON single seater’の製作は、胴体の組立と細部の改修を行いました。


機首右側面にある空中給油プローブ収納カバーが実機と異なり、中程が細くなりすぎた「瓢箪」のような形になっているように思います。


このカバー部分を改修することにしました。
パテ整形する前に土台としてプラバンで作った桟を渡しました。


桟を削りおおまかな形に整えました。


対象とする部分を残してマスキングテープを貼ってからポリエステルパテを盛りました。


パテが固形後整形処理をおこなっているところです。


カバー部分の整形が終わった状態です。


胴体にノーズコーンを取付ける前に内部におもりを入れました。
説明書にはおもりを入れる必要性が書かれていませんが、機体をスタンドに取付ける予定も無いことから一応保険として釣り用の板おもりを丸めて固定しておきました。


ノーズコーンを胴体に取付けたところ若干ですが段差ができ、機首のなめらかなカーブが再現できません。これを修正するにはノーズコーン側を削る必要があります。
ノーズコーンを削るとノーズコーン表面に成形された繊細なライトニングアレスターも無くなってしまうため少し悩みました。
ところが下面にもあるべきライトニングアレスターがキットには成形されていないことが判りノーズコーンを削ることにしました。


ノーズコーンを少し削り胴体と合わせました。


ライトニングアレスターはランナーを熱して糸状のものを作り、これをノーズコーンに貼り実現します。


ライトニングアレスターをノーズコーン下側にも取付けました。


ノーズコーン上面にもライトニングアレスターを取付けました。キットオリジナルのライトニングアレスターより太くなりましたが存在感が増したように思います。


胴体に垂直尾翼を取付けたところ胴体背面の突起と垂直尾翼付け根部分の幅が合わず段差が生じてしまいます。


そこで垂直尾翼の土台部分を左右広げて胴体に取付けました。


垂直尾翼土台部分にできた隙間にパテを埋めて修正し、胴体背面と垂直尾翼のラインが整いました。