第1582話 アルゼンチン空軍A-4P製作3


エアフィックス社製アルゼンチン空軍の‘DOUGLAS A-4P SKYHAWK’ の組立は機体塗装で悩んでいました。


機体塗装に入る前準備として脚収納庫内部にマスキングゾルを流し込みマスキングしました。この時、前脚収納庫のような奥行きが深い部分には通常ティシュペーパーを詰め込んでからマスキングゾルを流し込むのですが、今回ティシュペーパー忘れていました。


機体上面から塗装を開始し、あらかじめ決めていた迷彩塗装に使用する塗料のうちグリーン(Mr.COLOR #309)から塗装を始めました。


グリーン(Mr.COLOR #309)塗装後、キットの塗装指示図と実機写真の迷彩パターンが違う事が気になり、更に実機写真でも機体によって塗装色がかなり違うことが気になり悩んでしまいました。

インターネットでA-4Pを調べていたら写真でなく絵で表現された機体の色合いが私のイメージに近いものがありました。
その記事の中には機体の塗装色が紹介されていました。
機体上面がFS30099 Brownish greenとFS30118 Brownが使われ機体下面がFS35550 Light blueと紹介されていました。
そこでこれらの色合いをインターネットで調べ、近い色を調色することにしました。
インターネットで調べた結果、FS番号と色の名前が一致しないことで、また悩むハメになりました。 FS30099の方がFS3018よりブラウンに近く、FS3018の方がFS30099よりグリーンに近いためよく判らなくなりました???
調色した塗料の組み合わせです。写真では旨く色の表現ができていません。


調色したFS30118はグリーン(Mr.COLOR #309)にダークアース(Mr.COLOR #22)を加え、若干ホワイト(Mr.COLOR #316)を加えたもので、先に塗ったグリーン(Mr.COLOR #309)の上に塗り重ねました。


次にもう一方の迷彩色であるFS30099をフリーハンドで迷彩パターンを描きました。
FS30099はダークアース(Mr.COLOR #22)にグレー(Mr.COLOR #301)を加え、若干のホワイト(Mr.COLOR #316)とイエロー(Mr.COLOR #329)を加えたものを使用しました。
光線の具合で塗装色が旨く表現出来ていません。


迷彩パターンの境界部分を手製の自由型紙を使ってFS30118を塗り重ねてボカシ部分を調整ました。

  
機体下面色を塗るために境界部分をマスキングしました。


機体下面色を塗りました。
機体下面色のFS35550はブルー(Mr.COLOR #314)にグレー(Mr.COLOR #308)を若干加えたものを使用しました。
写真は脚収納庫内部のマスキングを取り除いた状態です。


キャノピーのマスキングも剥がし、基本的な機体塗装がほぼ終了です。