作品372 Mikoyan Gurevich MiG-29SMT Fulcrum


Mikoyan Gurevich MiG-29SMT Fulcrum
ロシア空軍   タミヤ   1/72
Mig-21やMig-23の後継機として開発された高性能軽量戦闘機MiG-29の発展改良機で背面にドーサルスパインを取付けている。米軍のF-15F-16に対抗する性能を持つと言われている。



第1511話 Mig-29SMT完成  
タミヤ製‘MIKOYAN MiG-29 FULCRUM’ キットを流用して製作した‘MiG-29SMT Fulcrum’ が完成しました。

流用したタミヤ製‘MIKOYAN MiG-29 FULCRUM’ キットは‘MiG-29シリーズ’ の基本形‘MiG-29 Fulcrum-A’ と思われ、1977年に初飛行し1983年から旧ソ連で実戦配備された大変古いものです。
‘MiG-29シリーズ’ は多くの派生型が生まれ北朝鮮、東欧、アフリカ諸国などで現在も使われています。
‘MiG-29SMT Fulcrum’ はその派生型の一つで比較的新しい機種になります。背部にドーサルスパインと呼ばれる膨らみをもたせ、電子機器の更新と燃料搭載量を増加させているが詳細はよく判っていないようです。


今回‘MiG-29SMT Fulcrum’ に改造するにあたり背面のドーサルスパインの整形に大変苦労しました。エポキシ造形パテの高密度タイプを初めて使用しましたが2種類の材料を十分に練り合わせていなかったためか(?)造形後の整形に大変苦労しました。
その他、空中給油プローブをプラバンなどから自作し、キャノピーや排気口等も実機写真を参考に改造を行いました。
デカールは古いキットの残りから流用したため機体番号の発色が良くありません。また編隊灯はミサイルに使用する何色かの帯状デカールを流用し、始めにブラックのデカールを適当な長さに切ったものを貼り、その上からイエローのデカールを重ねる方法で実現させました。
ミサイルやパイロン等は最新のものを取付けたかったのですが所有していないためキットのものをそのまま使用したことが心残りとなりました。